研究課題/領域番号 |
23792049
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
安村 和則 横浜市立大学, 大学病院, 助教 (40351621)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 臍帯由来間葉系幹細胞 / 口唇口蓋裂 / 臍帯血由来間葉系幹細胞 / 間葉系幹細胞 / 唇顎口蓋裂 / 顎裂 / 歯肉骨膜形成術 / Gingivoperiosteoplasty / 骨再生 |
研究概要 |
口唇口蓋裂は胎児診断率が高く,出産時に臍帯由来間葉系幹細胞と臍帯血清を採取して体外で増幅培養し,出生3~6か月頃に施行される口唇口蓋形成術時に顎裂部に骨細胞に分化させて移植する,という治療の可能性を探る研究を行った。現在の治療法では5~10歳頃に腸骨海綿骨を移植して良好な顎骨が得られるが,臍帯由来の幹細胞は腸骨海綿骨由来の幹細胞とは性質が異なり,骨に分化しにくい傾向が認められた。骨への分化傾向をもつ臍帯由来幹細胞を免疫不全マウスの顎裂欠損モデルに移植しても,幹細胞移植のないモデルと比較して顎骨形成に差は認められなかった。移植細胞だけではなく移植床周辺環境の検証も重要であると考えられた。
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