研究課題/領域番号 |
23792062
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
清水 一彦 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (90385394)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | リンパ節移植 / リンパ管再生 / リンパ節 / Foxc2 / 移植 / リンパ管新生 / 国際情報交流(ドイツ) / 国際情報交流(ドイツ) |
研究成果の概要 |
本研究において、まずリンパ節移植法を開発した。移植リンパ節には、移植後4週間目にリンパ管が開通する事が分かった。しかし、移植リンパ節は移植後4週間目には矮小化し、移植後7週間目までに正常リンパ節と同じ大きさまで回復した。移植リンパ節の微細構造を観察すると、移植後7週目のリンパ節はリンパ洞の拡張が観察されたものの、再生リンパ管は安定していた。さらにRT-PCRの結果、移植リンパ節はリンパ管内皮増殖因子の発現が認められた。以上の結果より、リンパ節を移植することで機能的なリンパ管が再生できることが示唆された。本法はリンパ浮腫をはじめとした様々なリンパ管病態治療戦略として期待できる。
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