研究課題
若手研究(B)
挫滅症候群の動物モデル・両後肢緊縛/再還流マウスを用い,シベレスタット(Siv)又はエダラボン(Ed)投与による遠隔臓器障害の変化を検討した.臓器遺伝子発現変化は腎でのSivによるTNF-aの減少とEdによるiNOS減少抑制が顕著で,IL-6は有意な変化を示さなかった.IL-6KO及びiNOSKOマウスを用いた生存分析,血中サイトカイン濃度,血液酸化ストレス度・抗酸化力測定と合わせると,虚血再還流障害軽減因子としてIL-6発現誘導促進,NO合成能力安定化,血中TNF-a,IL-1a及びbの低下が浮上した.一方交配によりIL-6/iNOS DKOマウス作成を試みたが,研究期間内に誕生しなかった.
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Life Sciences
巻: 92 号: 12 ページ: 694-700
10.1016/j.lfs.2013.01.026