研究課題/領域番号 |
23792106
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
和田 裕子 九州大学, 歯学研究科(研究院), 助教 (70380706)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 歯の発生 / Thymosin beta 10 / Thymosin beta 4 / Thymosisn beta 10 / 歯胚 / 発生・再生 / in situ hybridization / siRNA法 / 器官培養 / 間葉細胞 / 上皮細胞 / 分化 / 象牙芽細胞 |
研究概要 |
本研究では、以前、歯胚発生過程で特異的な発現様式を示すことを報告したThymosin beta 4(Tb4)と相同性の高いTb10の歯胚発生過程における発現様式と機能について解析した。IHS法を用いたTb10とTb4発現局在解析の結果、マウス歯胚発生過程においてTb10は主に間葉組織の細胞増殖が活発な部位に発現していたのに対し、Tb4は上皮組織に発現していた。Tb10発現抑制実験において歯胚器官培養では、細胞増殖活性の低下と歯胚形態形成不良が認められ、歯原性細胞培養でも増殖活性が低下していた。以上の結果から、Tb10は歯胚発生過程において形態形成に重要な役割を果たしている事が示唆された。
|