研究課題/領域番号 |
23792127
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
高 靖 九州大学, 歯学研究院, 助教 (40585882)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 開口分泌 / リン酸化 / SNARE / ホスファターゼ / PKA / SNAP-25 / PKC |
研究概要 |
本研究では、我々が見いだしたphospholipase C-related but catalytically inactive protein(PRIP)がリン酸化制御に関わる分子(ホスファターゼとキナーゼ)の働きを調節する仕組みを解明することを目指した。特に「開口分泌」のリン酸化調節におけるPRIP役割解明を目標とした。PRIPには異なる2種類のホスファターゼ(PP1とPP2A)が相互排除的に直接結合し、その結合はPRIP自身のリン酸化によって調節されることをわかった。PRIP が PP1 を介して、開口分泌における膜融合過程に必須の分子複合体を構成する SNAP-25 のリン酸化状態を修飾することを明らかにした。このように、タンパク質リン酸化シグナルによる開口分泌の調節に PRIPが関与することを示唆した
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