研究課題/領域番号 |
23792146
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 久留米大学 (2013) 九州大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
武富 孝治 久留米大学, 医学部, 助教 (10553290)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Sprouty / 舌癌 / 口腔癌 / MAPK 経路 / TGF-β シグナル |
研究概要 |
ヒト舌癌細胞株における Sprouty/Spred ファミリーの発現を調べたところ、Sprouty2,4 と Spred1 の発現が強く、それぞれが MAPK 経路を介して発現が誘導されていた。なかでも Sprouty2 は舌癌細胞株において EGF および FGF 刺激による MAPK 経路の活性化を抑制するのみでなく、さらに別の癌増殖シグナルとして知られる TGF-β ス-パーファミリー刺激による Smad 1/5/8 の活性化を抑制する結果を得た。 また、癌細胞における血管上皮増殖因子(VEGF) の発現を抑制することが示され、癌の増殖のみならず転移機構の抑制に関わる可能性が示唆された。
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