研究課題/領域番号 |
23792169
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
古本 達明 金沢大学, 機械工学系, 准教授 (60432134)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | レーザー / レーザー誘起衝撃応力 / 一次元弾性応力波理論 / 温度測定 / 赤外線輻射温度計 / 殺菌効果 / 酸化チタン粉末 / Nd:YAGレーザー / Er:YAGレーザー / レーザ誘起衝撃応力 / 二酸化チタン粉末 |
研究概要 |
本研究では,無機粉末の懸濁液内部でレーザー照射したときに発生する誘起衝撃応力を測定すると共に,水中でレーザー照射したときの様子を高速度カメラで可視可した.また,歯質表面にレーザー照射したときの温度を赤外線輻射温度計で測定し,細菌を含有した懸濁液内部にレーザー照射を行って細菌の形態学的変化を電子顕微鏡で観察した.その結果,懸濁液内部の細菌は,レーザエネルギーが大きくなるにつれて次第に細胞壁輪郭が不明瞭になり,菌体表面が溶解して無定型物質に変化することが明らかとなり,無機粉末とレーザー照射の併用による殺菌効果は,レーザー照射に起因して生じる熱的作用と機械的作用によって発現することが示唆された.
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