研究課題
若手研究(B)
低侵襲のためにアパタイトセメントをシリンジで導入する場合には混水比を増大させており、機械的強さが低下するため、混水比増大以外の手法でセメントの流動性を確保する手法の開発が望まれていた。本研究では、アパタイトセメントの粉体を気相でオゾン処理することにより、ぬれ性の著しい向上が確認された。その結果オゾン処理粉末試料の圧縮強度は未処理粉末に対して約200%向上したアパタイトセメントの調製が可能になった。