研究課題/領域番号 |
23792280
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
|
研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
岡本 秀治 鳥取大学, 医学部, 研究員 (70529429)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 再生歯学 / miRNA / anti-miRNA / iPS細胞 / 骨芽細胞分化 / Dlx5 / Msx2 |
研究概要 |
miR-124aとmiR-181aによるDlx5とMsx2の制御は、非骨性細胞において骨芽細胞分化を抑制するためにDlx5とMsx2を負に制御する重要なメカニズムであることを示した。Anti-miRNAでの分化誘導ではanti-miR-124aとanti-miR-181aの2つの導入では分化誘導されなかった。Dlx5及びMsx2を直接的に標的とするmiR-124aとmiR-181aの抑制だけでは不十分であり、これら2つのmiRNAに加え少なくとも、もう一つのmiRNAの抑制が必要であると考えられた。miR-10a、miR-10b、miR-19b、miR-9-3pはDlx5およびMsx2に対する制御メカニズムを構成する可能性が考えられた。マウスiPS細胞を用いたBMP-4処理による骨芽細胞分化誘導系で、骨芽細胞分化に関連する6つのmiRNAを同定し、分化制御での重要な役割を示した。標的遺伝子を抑制することによりマウスiPS細胞のBMP-4誘導性骨芽細胞分化制御に強く関与し、重要な役割を担う6つのmiRNAを見出した。また、anti-miRNAを用いた骨芽細胞分化誘導の可能性を示した
|