研究課題
若手研究(B)
本研究ではRIG-Iを介した感染防御機構を応用し、化学療法誘発口腔粘膜炎の新規治療法に向けた基礎的研究を行うことを目的とし、研究を行った。歯肉線維芽細胞を培養後、ドセタキセルを添加後にLPSならびにpolyICを添加し、RIG-Iならびに炎症性サイトカインのmRNA発現を検討した。その結果を基にcDNAマイクロアレイにより自然免疫関連遺伝子の解析したところ、1型インターフェロンの発現上昇が認められた。歯肉線維芽細胞においてRIG-Iを介した自然免疫応答能が化学療法誘発口腔粘膜炎の機序に一部役割を担っていることが示唆された。
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日本口腔科学会雑誌
巻: 61巻1号 ページ: 8-15
10030795626