研究課題/領域番号 |
23792321
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
森田 圭一 東京医科歯科大学, 硬組織疾患ゲノムセンター, 特任講師 (10396971)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 口腔がん / 骨破壊 / ゲノム増幅 / ストレス応答 / 11番染色体 |
研究概要 |
FADDを中心とした11q13.3領域遺伝子の機能解析を、口腔がん由来培養細胞における遺伝子組み換え変異型分子強制発現系を用いてがん発生機序を明らかにし、また、網羅的にゲノム構造異常を解析することにより、FADDのみならず11q13.3領域遺伝子の中で新たに重要であると予測される遺伝子についても検討することを目的とした。【11q13.3領域遺伝子の強制発現系における生と死への影響】11q13.3領域遺伝子の一つであるFADDの全長cDNAをクローニングし、発現ベクターにサブクローニングを行った。しかし、このベクターでのタンパク発現が非常に弱く、ウエスタンブロットで確認できない程度であったため、あらたにアデノウイルスベクターを導入し、サブクローニングを再度行った。現在、ウイルスベクターへのサブクローニングは終了し、発現の確認まで行っている。【マイクロアレイデータを用いた11q13.3領域遺伝子解析】口腔がん切除標本のホルマリン固定パラフィン包埋ブロックからDNAを抽出し、CGHマイクロアレイ解析を実施し、11q13.3領域の増幅を確認している。CGHマイクロアレイ解析の症例を増やすことで、11q13.3領域中の詳細な増幅範囲が絞り込まれ、11q13.3領域中でがんの発生、性質に関与する遺伝子候補が示された。
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