研究課題/領域番号 |
23792329
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
渡邉 賀子 浜松医科大学, 医学部, 助教 (10444358)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 口腔扁平上皮癌 / 免疫担当細胞 / 口腔癌 / リンパ球 / ケモカイン |
研究概要 |
腫瘍組織において、制御性 T 細胞は腫瘍免疫を抑制することが知られている。近年、CD4 陽性制御性 T 細胞以外に、CD8 陽性抑制性 T 細胞の役割が注目されている。そこで、口腔扁平上皮癌組織における CD8 陽性 T 細胞の局在とその病態との関係を調べた。その結果、抑制性のリンパ球サブセットである、PD-1 陽性 CD8 陽性 T 細胞が、口腔扁平上皮癌の癌胞巣内に特異的に浸潤していることを見出した。これは、CD4 陽性制御性 T 細胞が癌の間質に存在するのと対照的であり、PD-1 陽性 CD8 陽性 T 細胞と CD4 陽性制御性 T 細胞が、腫瘍の免疫抑制に関し、異なる役割を果たしていると考えられる。
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