研究課題/領域番号 |
23792358
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
川野 真太郎 九州大学, 大学病院, 講師 (00398067)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 上皮間葉転換 / 口腔扁平上皮癌 / deltaNp63 / 浸潤 / 転移 / 上皮-間葉転換 / ΔNp63 / 癌幹細胞 / ⊿Np63 / delta p63 |
研究概要 |
本研究では、OSCCの浸潤・転移における△Np63を介したEMTの関与について検討を行った。切除標本の浸潤先端部では△Np63の発現が減弱している癌細胞を認め、これらはvimentinを発現していた。OSCC細胞株では、△Np63は多くの細胞株で発現していたが、高転移株のSQUU-Bでは発現を認 めず、vimentinの発現を認めた。また、△Np63 siRNA導入細胞 において,線維芽細胞様の形態変化、上皮系マーカーの発現量減少, 間葉系マーカーの発現量増加、胞遊走能の充進を認めた。これらの結果より、△Np63の発現減弱がEMTを誘導し、浸潤・転移に関与している可能性が 示唆された。
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