ミダゾラム鎮静およびフルマゼニル拮抗が脳循環調節機能に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号	23792388
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	外科系歯学
研究機関	日本大学
研究代表者	小川洋二郎日本大学, 医学部, 研究員 (60434073)
研究期間 (年度)	2011 – 2012
研究課題ステータス	完了 (2012年度)
配分額 *注記	1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円) 2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円) 2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード	脳・神経 / 静脈内鎮静法 / 脳循環 / 歯学 / 歯科麻酔学
研究概要	本研究では,ミダゾラム鎮静による脳循環調節機能の増強効果が,その拮抗薬であるフルマゼニル投与によって消失するかどうか検討した。その結果,フルマゼニル投与後も脳循環調節機能の増強効果は持続し,フルマゼニル単独投与によっても同様な結果を得た。つまり,フルマゼニルはミダゾラムによる脳循環変化を拮抗せず,脳血流量の軽度な低下と脳循環調節機能の変化を生じることが示唆された.