研究課題
若手研究(B)
満腹感を感じる要因の一つに血中グルコースの増加があり、これによりインスリンレベルが上昇するとインスリンは摂食を終了させる飽食因子として働く。一方、甘味刺激は血糖値の上昇前に一過性にインスリン分泌の起きること(インスリンの頭相分泌)が知られている。本研究では、味覚刺激が嚥下にどのような影響を及ぼすかについての検索を進めた。咽頭への味溶液注入による嚥下の変調を比較したところ、酸味溶液注入時の嚥下間隔時間は水、塩味溶液および甘味溶液注入時と比較して有意に短縮した。結果より、咽頭への味覚刺激の効果は味質により異なり、酸味溶液は促進効果を有する可能性が示唆された。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件) 学会発表 (8件)
日本顎口腔機能学会雑誌
巻: (印刷中)
130005061749
巻: 印刷中
Exp Brain Res.
巻: 230(2) 号: 2 ページ: 197-205
10.1007/s00221-013-3641-y
Neuroscience Letters
巻: 535 ページ: 73-77
10.1016/j.neulet.2012.12.047
Neurosci Lett
巻: 528(2) 号: 2 ページ: 159-164
10.1016/j.neulet.2012.09.005
Physiol Behav
巻: 15 ; 106(2) 号: 2 ページ: 218-223
10.1016/j.physbeh.2012.02.007
Physiology and behavior
巻: 106(2) ページ: 218-223
Dysphagia
巻: 印刷中 号: 2 ページ: 271-276
10.1007/s00455-011-9363-z
日本味と匂学会誌
巻: 18(3) ページ: 335-338