研究課題
若手研究(B)
ヒト完全長アメロゲニンは、CD63 受容体を介してヒト由来セメント芽細胞およびヒト由来歯根膜細胞の増殖を亢進し、その細胞内シグナリング経路として MAPK-ERK 経路の関与が証明された。また、骨分化誘導を開始したヒトセメント芽細胞において、アメロゲニンは骨分化マーカーの遺伝子発現および石灰化度を亢進することが明らかとなった。さらに、ビーグル犬を用いた in vivo 系実験の検討により、アメロゲニンの歯根表面への塗布は歯根吸収を抑制させた。以上より、アメロゲニンは、セメント芽細胞の細胞増殖能および石灰化能を亢進させること、そして、アメロゲニンの塗布が歯周組織の再生へ誘導することが示された。
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http://home.hiroshima-u.ac.jp/orthod/orthod-j.html