研究課題
若手研究(B)
骨吸収抑制薬bisphosphonate(BP)は,その強い骨吸収抑制作用により骨吸収亢進を伴う疾患に広く応用されているが,インフルエンザ様の炎症反応や消化管傷害などの副作用がある.イオントフォレシス(IOP)は電場を用いて薬剤の経皮的な吸収を増加させる方法で,無痛で,消化管・肝臓での薬物代謝も少ない.本研究で,BPsのIOPによるマウスへの経皮的な投与に成功し,その効果はIOPの通電量,通電時間,BPの濃度に比例して増加する結果を得た.
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