研究課題/領域番号 |
23792491
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 愛知学院大学 (2012-2013) 松本歯科大学 (2011) |
研究代表者 |
西田 英作 愛知学院大学, 歯学部, 非常勤講師 (10512519)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 歯周病 / 動脈硬化症 / 血管内皮細胞 / 単球遊走因子 / 単球接着因子 |
研究概要 |
動脈硬化は、炎症反応に起因した血管内皮障害により、単球の遊走因子、接着因子を発現することから始まる。その後、単球、Tリンパ球、好中球などの炎症性細胞が血管壁へ浸潤し、動脈硬化発症の初期段階となる。マウスの歯周組織に歯周病により産生するサイトカインであるIL-6を注入、局所の炎症を惹起させたところ、血中のSAA蛋白上昇を確認した。そこで、ヒト正常血管内皮細胞にSAAタンパクを添加したところ、単球接着因子、遊走因子の遺伝子発現が著明に上昇した。歯周炎が原因で、血中に高濃度SAA存在下の状態が継続することにより、アテローム動脈硬化症が発症する可能性が示唆された。
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