研究課題
若手研究(B)
全ての慢性皮膚潰瘍には細菌が存在し、炎症反応が遷延する。本研究では炎症反応を遷延させる物質の探索を中心に解析を行った。結果:創傷に緑膿菌を接種すると、受傷24時間をピークとして創部への好中球集積、TNF-α産生が高まった。この緑膿菌接種下の現象には、緑膿菌が合成する細菌間情報伝達物質N-(3-oxododecanoyl)-_L-homoserinelactoneが関与していた。以上より、慢性皮膚潰瘍の炎症遷延にも緑膿菌homoserine lactoneが関与する可能性が示された。
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