研究課題/領域番号 |
23792630
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 聖マリア学院大学 |
研究代表者 |
小浜 さつき 聖マリア学院大学, 看護学部, 助手 (20580731)
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研究協力者 |
日高 艶子 聖マリア学院大学, 看護学部, 教授 (50199006)
松尾 ミヨ子 聖マリア学院大学, 看護学部, 教授 (10199763)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 自発性低下 / 看護学 / 高次脳機能障害 / 評価 / 家族ケアギバー |
研究概要 |
本研究では自発性低下の評価には、家族ケアギバーの参加が不可避である」という見解を、1.看護師と家族ケアギバー間の自発性低下の評価差を明らかにする、2.自発性低下に対する看護師と家族ケアギバー間の評価差に関わる要因を明らかにする、以上の2点で検討した。先行調査と合わせて48組(計96名)の家族ケアギバーと看護師に対し、標準意欲評価法(日本高次嚢機能障害学会、2006)の「日常生活行動の意欲評価スケール」を用いた患者の自発性低下の評価を依頼した。その結果、家族ケアギバーと看護師の尺度合計得点の回答結果は、高い有意相関(.753,Spearman)を示したが、"他者と話をする(.104)"、"他者と挨拶をする(-.014)"、"洗面・歯磨きをする(.265)"、"行事に参加する(.349)の項目において相関が低く、2者の評価が異なる傾向を認めた。以上の結果より、自発性低下の評価において、家族と看護師が協力して患者の評価を行うことの必要性が示唆された。
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