研究課題/領域番号 |
23800057
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
相澤 勝治 専修大学, 文学部, 講師 (80375477)
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研究期間 (年度) |
2011-08-24 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 加齢 / 筋力 / サルコペニア / アンドロゲン |
研究概要 |
加齢に伴い筋機能の低下(サルコペニア)が問題視されている。このサルコペニア発症要因の一つとしてアンドロゲンレベルの低下が示されている(Kaufman et al, Endocrine Reviews, 2005)。低下したアンドロゲンレベルをレジスタンストレーニングにより活性化させることは、サルコペニア予防として運動の重要性を示す知見として意義があると考えられる。とくに高齢者の下肢筋力を高めることは、転倒防止の観点からも重要である。そこで平成23年度では、高齢者を対象に、レジスタンストレーニングが血中アンドロゲンに与える影響について検討し、筋機能の向上に関連する内分泌因子を明らかにすることを目的とした。高齢者(65-75歳)男女20名を対象とし、トレーニング群(10名)、コントロール群(10名)に分けた。レジスタンストレーニングは、下肢トレーニングを15回、3セット、週2回で6ヶ月間施行した。トレーニング前後に採血し、下垂体ホルモン、テストステロン、DHEAs、アンドロステンジオン、性ホルモン結合グロブリン、コルチゾールを測定した。その結果、トレーニング群の血中DHEAsがトレーニング前に比べ3ヶ月目に明らかに増大した。また、他のホルモン因子には明らかな変化は認められなかった。以上のことより、高齢期におけるレジスタンストレーニングに伴う筋適応に血中の副腎アンドロゲンが関与している可能性が示された。
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