研究課題/領域番号 |
23800061
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
山本 隆太 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 助手 (80608836)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ドイツ / ESD / 地理教育 / 人間-環境システム / スタンダード / 教員養成 / 人間―環境システム / システム思考 / 持続可能性 / 教育スタンダード / ジオパーク / 教員養成スタンダード / 系統地理学習 / 地誌学習 |
研究概要 |
ドイツにおけるPISA以降の教育改革(主に教育スタンダード)とESDの展開という二つの文脈を視野に入れながら、教育の質的向上とESDとがクロスするところに位置する人間-環境システムの重要性を明らかにした(「教員養成スタンダードと学会版教員養成ガイドラインからみた現代ドイツにおける地理教員像」)。ドイツの地理教育においては伝統的な人間と自然の関係性についての考え方が、1950年代以降のドイツ地理教育界において、人間-空間相互関係から人間-環境システムへと変容する過程を書誌学的に明らかにしつつ、それが現代の地理教育スタンダードにおいては地理学的専門コンピテンシーの中核に位置づけられていることを明らかにした(ドイツの地理教育における「システム」論-人間-空間相互関係から人間-環境システムへ-)。こうした能力を育むためにドイツの高等教育機関が行っている地理学専門教育およびESD教員養成について明らかにした(「持続可能性」へと向うドイツの大学の地理学と地理教育)。以上の研究成果に基づき、東京とベルリンを学習対象とし、「人間-環境システム」を用いたESD教材開発を行った。
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