研究課題/領域番号 |
23800078
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 森ノ宮医療大学 (2012) 独立行政法人国立循環器病研究センター (2011) |
研究代表者 |
上田 真也 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 助教 (40616926)
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研究協力者 |
宍戸 稔聡 国立循環器病研究センター, 研究企画調整室, 室長 (60300977)
秋山 剛 国立循環器病研究センター, 心臓生理機能部, 室長 (70202554)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 遠隔虚血プレコンディショニング(RIPC) / 心臓自律神経 / 心臓マイクロダイア リシス法 / エピネフリン / ノルエピネフリン / 遠隔虚血プレコンディショニング / 心臓マイクロダイアリシス法 / ノルエピネフリン(NE) / エピネフリン(Epi) / Remote Ischemic Preconditioning |
研究概要 |
本研究では、心臓自律神経活動をinvivoで経時的かつ定量的にモニターできる心臓マイクロダイアリシス法を用いて、左室心筋間質ノルエピネフリン(NE)およびエピネフリン(Epi)を定量評価し、遠隔虚血プレコンディショニング(RIPC)が心臓交感神経活動に及ぼす影響について検討した。その結果、RIPCは心筋虚血早期(虚血開始30分)における交感神経終末からのNE放出を抑制し、心筋保護作用を誘発している可能性が示唆された。また、RIPCによる心筋虚血早期における心臓交感神経終末からのNE放出の抑制は、心臓交感神経の機能変化によるものではなく、別のメカニズムが関与している可能性が示唆された。今後、RIPCの心筋保護作用における神経性因子と液性因子の相互作用についても検討が必要である。
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