研究課題/領域番号 |
23810013
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
江波 進一 京都大学, 白眉センター, 准教授 (00589385)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 大気化学 / エアロゾル / 気候変動 / 植物 / 揮発性物質 / 界面反応 / オゾン / 温暖化 / 森林 / テルペン / 環境化学 / 界面 / 質量分析法 |
研究概要 |
生物圏から年間数百テラグラムという膨大な量が放出されているテルペンはその反応性の高さから容易に大気エアロゾルを生成し、また大気の HOx 濃度に重要な影響を与えている。筆者はこれまでにない気液界面反応測定装置を用いて気体のテルペンがどのように酸性表面に吸着・変質するかを調べた。その結果、これらのテルペンは pH4 以下の水の表面に吸着し、気液境界相でオリゴマー化することが明らかになった。この気液境界相における不均一反応が気体テルペンの未知のシンクになっていることが、初めて実験的に明らかになった。
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