海洋表層における有機物分解機構の解明,環境変動に対するその機構の応答解析

• 研究課題/領域番号: 23810022
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 環境動態解析
• 研究機関: 愛媛大学
• 研究代表者: 横川 太一 愛媛大学, 沿岸環境科学研究センター, 講師 (00402751)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 海洋表層 / 沿岸環境 / 細菌群集 / 有機物分解機構 / 環境変動 / 人為的負荷 / 抗生物質 / 従属栄養細菌群集

研究概要

沿岸生態系において,有機物分解機構を担う細菌群集の動態を,環境微生物学的手法をもちいて解析した.沿岸モニタリングのデータから,細菌群集は沿岸生態系の物質循環において量的観点から重要な生物群であることを明らかにした.また,人為的負荷(抗生物質汚染)を仮定した疑似現場培養法の解析から,細菌群集が抗生物質負荷の量および質に対して敏感に応答していることを明らかにした.

研究成果

• [学会発表] 細菌群集の多様性の評価-マクロ生物の多様性の評価との比較 (2013)
  • 著者名/発表者名: 横川太一
  • 学会等名: 第60回日本生態学会大会
  • 発表場所: コンベンションアーツセンター(静岡県)
  • 年月日: 2013-03-06
• [学会発表] The role of prokaryotes in the surface ocean ecosystem (2012)
  • 著者名/発表者名: Yokokawa T
  • 学会等名: 2nd conference for Regional cooperation in Ocean and Earth Science research in the South China Sea
  • 発表場所: University of Malaya (Kuala Lumpur, Malaysia)
  • 年月日: 2012-10-23
• [学会発表] スルファメトキサゾールを加えたマイクロコズム内の海洋細菌における全菌数とスルホ比増殖速度!抗生物質添加区!ンアミド耐性遺伝子の変化 (2012)
  • 著者名/発表者名: 後藤周史,横川太一,高 部 由 季 ,鈴 木 聡
  • 学会等名: 第28回日本微生物生態学会大会
  • 発表場所: 豊橋技術科学大学(愛知県)
  • 年月日: 2012-09-20
• [学会発表] 細菌群集の多様性の評価 － マクロ生物の多様性の評価との比較
  • 著者名/発表者名: 横川太一
  • 学会等名: 第60回日本生態学会大会
  • 発表場所: コンベンションアーツセンター（静岡県）
• [学会発表] The role of prokaryotes in the surface ocean ecosystem
  • 著者名/発表者名: Taichi Yokokawa
  • 学会等名: 2nd conference for Regional cooperation in Ocean and Earth Science research in the South China Sea
  • 発表場所: University of Malaya, Kuala Lumpur, Malaysia（マレーシア）
  • 招待講演
• [学会発表] スルファメトキサゾールを加えたマイクロコズム内の海洋細菌における全菌数とスルホンアミド耐性遺伝子の変化
  • 著者名/発表者名: 後藤周二，横川太一，高部由季，鈴木聡
  • 学会等名: 第28回日本微生物生態学会大会
  • 発表場所: 豊橋技術科学大学（愛知県）
• [備考]
  • URL: http://web.agr.ehime-u.ac.jp/~mme/yokokawa.html