研究課題
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インド最古の文法書『パーニニ文典』の文法規則を適用して導き出される重複語幹動詞,主に意欲活用語幹等を古インドアーリヤ語の古層(ヴェーダ語)の実例と比較し,文法学者パーニニがどのヴェーダ文献にみられる語形・語法を念頭において文法規則を立てたのかを確定した。その結果,パーニニが教える標準的な言語はブラーフマナの言語的特徴と一致することが多く,従って,主にブラーフマナの時代の言語から発展したものであることを強く支持する結果を得た。
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Proceedings of The Fifth International Vedic Workshop. Vedic sakhas: Past, Present and Future
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