研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、精神分析の創始者フロイトによる生物学の知見の援用や生物学からの語の借用に注目し、彼独自の心理学的言説、なかでも情動の問題の錬成におけるそれらの意義を検討し、その一部を明らかにした。とくに痛み、喪、不安などの不快な情動について後期の彼が行った身体的次元の問いの提起がトラウマをめぐる思索の深化を伴っていることを明確にした。また二〇世紀ヨーロッパ思想史の観点から彼の情動概念の重要性を指摘した。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (10件) 備考 (2件)
International Dialogues from the GABEX conference (ed. Akira Akabayashi)
Future of Bioethics: International Dialogues from the GABEX conference (ed. Akira Akabayashi)
巻: Oxford University Press
Campagne Premiere(ed. Marcus Coelen, Claire Nioche, Beatriz Santos)
ページ: 69-81
Jouissance et souffrance (ed. Marcus Coelen, Claire Nioche, Beatriz Santos)
巻: Campagne Premiere ページ: 69-81
フランス哲学・思想研究
巻: 17号 ページ: 93-93
巻: 17 ページ: 93-93
フランス哲学・思想研究(日仏哲学会紀要)
巻: 第17号(掲載確定)(未定)
http://jglobal.jst.go.jp/detail.php?JGLOBAL_ID=200901047092562357
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/