研究課題/領域番号 |
23820026
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
桑木野 幸司 大阪大学, 文学研究科, 准教授 (30609441)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 記憶術 / イタリア / 初期近代 / トスカーナ大公国 / 百科全書主義 / コスマ・ロッセッリ |
研究概要 |
初期近代に大流行を閲した知的方法論である記憶術が、単なる情報整理技術にとどまらず、同時代の視覚芸術や建築・庭園学においても様々なかたちで応用されていた点を、トスカーナ大公国を中心とした芸術史の展開を置くことで、具体例に即して示すことに成功した。具体的には、アゴスティーノ・デル・リッチョの理想庭園構想に記憶術が応用されていたこと、そしてコスマ・ロッセッリの提案する記憶ロクスに、ピサのカンポサントの図像が適用されていることを示した。
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