研究課題/領域番号 |
23820035
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
西田 紘子 九州大学, 芸術工学研究院, 助教 (30545108)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 音楽学 / 音楽史 / 音楽理論 / 音楽美学 / 音楽分析 / 作品解釈 / 演奏 / ベートーヴェン / ドイツ / オーストリア / エディション |
研究概要 |
本研究は、難解とされてきたベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタに関する 19 世紀以降のさまざまな解釈をとり上げ、作品解釈と、指づかいやフレージングといった演奏実践の関係を明らかにした。先行研究において「楽譜」中心主義、「原典」至上主義として位置づけられてきたハインリヒ・シェンカーによる後期ピアノ・ソナタ解釈と演奏指南を批判的に読み直すことで、当該テーマに関するこれまでの枠組みを再文脈化し、19 世紀の「実用版」楽譜の立場も新たに歴史化した。
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