研究課題
研究活動スタート支援
本研究の成果は、小笠原諸島および新島・式根島の観光に関わる文献や資料を収集し、適正収容力の算出に関わる一連の観光状況を把握し、分析に取りかかれたことであった。小笠原諸島では多くの報告書や論文等が存在するが、それらの資料の継続性はほとんどなかった。つまり、算出上必要なモニタリングの報告や、研究の引き継ぎ等は限られていた。一方、サーフィンの盛んな新島では、文献や資料の多くが社会学的な報告にとどまり、こちらも観光の状況を継続的にモニタリング等されているものはみられなかった。本研究の究極的な目的はそれぞれの事例を用いて、適正収容力の算出を行うことであった。本研究ではその目的に対する資料の収集や目処を立てることができたが、分析は未だ途中であり、完全には終了しなかった。そのため、今後は分析等を継続していく。
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