研究課題/領域番号 |
23820054
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美学・美術史
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
茅根 紀子 早稲田大学, 文学学術院, 助手 (70608380)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | アントニウス会 / キリスト教美術 / 15世紀 / 寄進活動 / 中世ヨーロッパ / キリスト教図像学 / 聖アントニウス / 港町 / 写本 / 教会政治 |
研究概要 |
報告者は、15世紀のアントニウス会士が行った三つの美術寄進活動を、教会政治の文脈から読み解くことで、歴史学領域と美術史学領域を横断する新たなアントニウス会美術研究を構想した。教会政治文脈に着目することで各作例の解釈を深めることができた一方、全てを教会政治との因果関係からのみ考察することは、寄進者の創造性を矮小化してしまうことが明らかになった。この問題については、科研費プロジェクト「創造的行為者としての寄進者」にて考察していく。
|