研究課題/領域番号 |
23820064
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
森田 貴之 南山大学, 文学部, 講師 (90611591)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 中世文学 / 太平記 / 和漢比較 / 中国説話 / 『太平記』 / 楠正成 |
研究概要 |
太平記の引用説話について、中国の同時代文献からの出典調査を幅広く行った。また、その説話が『太平記』の中で、どのような役割を果たしているのかについても考察した。その結果、同時代文献の断片的な影響が見られたほか、『太平記』第三部は、それ以前の『太平記』のわずかな記述や描写などを再利用する形で、物語叙述を進めていることがわかった。そして、楠正成という『太平記』第一部での重要人物についての描写が、『太平記』第三部各所にまで影響を与えていることが判明した。
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