研究課題/領域番号 |
23830061
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 東北学院大学 |
研究代表者 |
山口 朋泰 東北学院大学, 経営学部, 准教授 (50613626)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 経営者交代 / 利益マネジメント / 会計的裁量行動 / 実体的裁量行動 / 裁量的会計発生高 / 売上操作 / 裁量的費用の削減 / 過剰生産 / 会計学 / 財務会計 / ビッグ・バス |
研究概要 |
経営者交代は経営者を規律付ける役割が期待される一方で、経営者の利益マネジメントを誘発する可能性も指摘されている。具体的には、退任直前の経営者は利益を増やす動機を有し、新任の経営者は利益を減らす動機を持つと言われる。そこで、本研究では経営者交代前後の利益マネジメントについて実証的に分析した。分析の結果、 (1)退任前経営者は利益増加型の実体的裁量行動を行うが会計的裁量行動は行わない (2)退任前経営者による利益増加型の実体的裁量行動は経営者自身の株式保有によって抑制される (3)新任経営者は強制的交代時に利益減少型の会計的裁量行動を行う (4)新任経営者による利益減少型の会計的裁量行動は企業の将来業績を改善させる、ことが示唆された。
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