研究課題
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本研究は日本において近代企業がいかなる経路で発展していったのかについて,20世紀初頭の綿紡績業を主たる対象として解明した。得られた結果は以下である。(1)株主総会は株主による監視機能を維持し続けた。(2)他の会社機関-取締役と監査役-は主要資金提供者と経営者間に生じる情報の非対称性を緩和させた。(3)中間管理職の活用によって,生産組織の平均費用は低下し,生産性が向上した。
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中林真幸編『日本経済の長い近代化-統治と市場,そして組織 1600-1970』,名古屋大学出版会
ページ: 160-189
ページ: 190-216
中林真幸編『日本経済の長い近代化―統治と市場、そして組織 1600-1970』名古屋大学出版会
巻: 5章 ページ: 160-189
巻: 6章 ページ: 190-216
社会経済史学
巻: 第78巻3号 ページ: 71-88
110009554488
巻: 78巻3号 ページ: 71-88
経営史学
巻: 第46巻第3号 ページ: 56-77
130004688650