研究課題
研究活動スタート支援
本研究では,注意資源の減少ではなく,課題目標に対する認知システムの馴化がヴィジランスの低下を引き起こしているという新たな仮説を立てた(馴化モデル)。実験において,ヴィジランス課題中に実験参加者に課題切り替えを行わせたところ,ヴィジランスの低下は生じなかった。つまり,実験参加者がヴィジランス課題中に別の課題を行うことで,認知システムは脱馴化し,ヴィジランスは維持されたと考えられる。したがって,ヴィジランスの低下における馴化モデルは支持された。
すべて 2012 2011
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 2件) 図書 (2件)
Visual Cognition
巻: 19 号: 5 ページ: 553-584
10.1080/13506285.2011.574099
Cognition
巻: 118 号: 3 ページ: 439-443
10.1016/j.cognition.2010.12.007