研究課題/領域番号 |
23840054
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
山本 大輔 独立行政法人理化学研究所, 古崎物性理論研究室, 基礎科学特別研究員 (80603505)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 一次相転移 / 履歴現象 / 冷却原子気体 / 光格子 / ボース・アインシュタイン凝縮 / 量子スピン系 / スピン二量体 / 磁性体 / 冷却気体 / 冷却Bose気体 / 光学格子 / リエントラント一次相転移 / 異常な履歴現象 |
研究概要 |
ヒステリシスループを伴わない「異常な履歴現象」の発現条件と数学的構造を明らかにした。この異常な履歴現象では、相転移の経路が初期状態に依存するだけでなく相転移の有無自体が初期状態に依存する。我々は、冷却原子気体系や量子スピン系における異常履歴現象を調べ、個々の系を比較することで最終的な異常履歴現象発現条件を確定した。この発見は「一次相転移はヒステリシスループを必ず伴う」という教科書的知識を覆すものである。
|