研究課題/領域番号 |
23860070
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
薄膜・表面界面物性
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
南谷 英美 独立行政法人理化学研究所, Kim 表面界面科学研究室, 基礎科学特別研究員 (00457003)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 近藤効果 / 分子磁性 / 数値くりこみ群 / 第一原理電子状態計算 / 鉄フタロシアニン / 密度汎関数理論 / 表面界面物性 / SU(4)近藤効果 |
研究概要 |
代表的な量子多体効果の一つ、近藤効果が現れる興味深い分子吸着系としてAu(111)面上の鉄フタロシアニン分子に注目した。第一原理電子状態計算と数値くりこみ群を組み合わせた研究により、この系でスピン自由度と軌道自由度が絡み合った珍しい近藤効果が生じていることを発見した。さらにその由来が、 分子骨格と吸着構造が合わさって生じる局所的な対称性であることを明らかにした。これらの結果は, 表面において、吸着分子の特徴を活かした新奇な多体電子状態・スピン状態を作りうる可能性を示している。
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