研究課題/領域番号 |
23870003
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
菊地 友則 千葉大学, 海洋バイオシステム研究センター, 准教授 (80608547)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 自己組織化 / 社会性昆虫 / コロニーサイズ / 女王物質 |
研究概要 |
社会性昆虫のコロニー内では局所的相互作用によって生じる自己組織化機構によって様々な集団行動が創発されている。本課題ではこれまで考慮されてこなかった自己組織化機構創発に関与する生態要因を推定するために、トゲオオハリアリのメンバー間の情報伝達メカニズムに注目した。その結果、情報伝達に関わるパトロール行動にはコストが存在し、パトロール行動が増加するほど産卵数が低下した。また、個体の運動特性にはリズムが見られ、これが個体間の相互作用によって影響をうけることが明らかになった。このように、情報伝達に関わる自己組織化機構には様々な生態要因がその帰結に影響を及ぼすことが明らかになった。
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