研究課題
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マクロリポファジーとは、オートファジーにより細胞内の脂質代謝が制御される現象のことを示す。本研究では、マクロリポファジーのメカニズム解明を目標に、天然物からのマクロリポファジー制御化合物の取得、並びに作用機構の解明を目的として研究を行った。当初予定していた植物体からは、活性物質を得ることが出来なかったが、スクリーニングの結果、イソキノリンアルカロイドであるテトランドリンに、マクロリポファジーを制御する活性を有することを新たに見出した。またその作用機序にはオートファゴソーム形成に関わるatg7の発現増加を介したautophagic fluxの亢進が関与している可能性が示唆された。
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