研究課題/領域番号 |
23890004
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
足立 義博クリストファー 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 博士研究員 (10616204)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 自然免疫 / MDA5 / SCI2 / RIG-I |
研究概要 |
ウイルスが細胞へ侵入する際、宿主細胞の細胞質においてRIG-IやMDA5がウイルス特有の二重鎖RNAを認識し、自然免疫系を賦活化させることが知られている。本研究ではこれまでに長鎖二重鎖RNAと会合するSCI2を新たに見出した。また、SCI2が細胞内RNA(poly I:C)により活性化される自然免疫経路における「正の制御因子」としての役割が示唆された。さらにRNAウイルス感染を用いてSCI2がIFNb誘導発現に大きく関与している重要な因子である事が明らかになった。さらに同様に長鎖二重鎖RNAを認識するMDA5とSCI2は会合する事が明らかになった。この事は、SCI2はMDA5の調整因子としての働きを持っている事が考えられる。
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