研究課題/領域番号 |
23890084
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
杉本 昌彦 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (00422874)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 妊娠糖尿病 / Betacellulin / 血管内皮増殖因子 / 糖尿病網膜症 / Epiermal growth factor / betacellulin / 糖尿病 |
研究概要 |
妊娠糖尿病(Gestational diabetes mellitus, GDM) で併発した網膜症は、劇症化することがあり、通常と異なる機序が関与している。類似した病態である、血糖コントロールに伴う網膜症劇症化に Betacellulin (BTC)という蛋白質が関与し、これが、血管内皮増殖因子 (VEGF) とともに本疾患の原因となると考え、正常・妊婦・糖尿病・GDM妊婦の血中濃度とマウスモデルの網膜における発現をしらべた。 血中の VEGFは GDM群で低下していたが BTC は増加していた。マウス網膜でも同様の傾向であり、血管透過性亢進が GDM群で認められた。以上から、GDMでは VEGFでなく BTCが劇症化に関与する可能性が示唆された。
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