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リン酸化プルランを用いたパスツール処理骨モデルにおける骨形成能の検討

研究課題

研究課題/領域番号 23890119
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関岡山大学

研究代表者

武田 健  岡山大学, 大学病院, その他 (70614923)

研究期間 (年度) 2011-08-24 – 2013-03-31
研究課題ステータス 採択後辞退 (2012年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード悪性骨腫瘍 / パスツール処理骨 / 新規骨セメント
研究概要

(1)ラットパスツール処理骨モデルの作製
(方法)9週齢のWistarラットを用い,全身麻酔下に大腿骨骨幹部を切除し,切除した骨を恒温槽の中でパスツール処理(60度30分間)を行った。
パスツール処理後の大腿骨を切除部に環納し,1.1mmのKirschner鋼線を大腿骨遠位部から逆行性に刺入し用いて内固定を行った。パスツール処理骨モデルは,まず下記の3群を作製した(n=10)。
a:骨切除のみでパスツール処理を行わなかった群
b:パスツール処理のみを行った群
(2)ラットパスツール処理骨モデルの評価
X線学的評価
ラットの経時的なmicro CT撮影では,骨切除のみの群では全頭で経時的に骨癒合を認め,骨切り部周囲での骨形成は良好であった。パスツール処理骨モデルでは2頭に偽関節をみとめた。その他の8頭ではパスツール骨の骨吸収を認めたが,処理骨の頭尾側の健常骨からの化骨が処理骨をまたいで架橋し骨切り部は安定していた。
当初,パスツール骨は吸収され偽関節が高頻度で生じると予想したが,これまでの結果では骨吸収は認めたものの偽関節を認めたものは少なかった。これは処理骨の作成の際に骨切除長が短かったために,頭尾側からの仮骨形成により骨癒合したためと考えられた。現在,骨切除長を延長したモデルを作成し再検討中である。

報告書

(1件)
  • 2011 実績報告書

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公開日: 2011-09-05   更新日: 2019-07-29  

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