研究課題
研究活動スタート支援
女性アルコール依存症患者12名を対象とし,半構成的面接法からデータを収集し,質的帰納的分析を行った。その結果,依存症治療への早期介入を阻止する要因として,【世間と自らの依存症への偏見】【相談機関と医療機関の情報不足】【身体合併症治療から依存症治療への困難感】【嫁という役割からの受診の困難感】【地域での個人情報流出の不安】が明らかとなった。早期介入には,これらを考慮した地域支援体制構築の必要性が示唆された。
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平成23年度科学研究費補助金(研究活動スタート支援)研究結果報告書
巻: 1巻 ページ: 1-27