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「動く身体」をつくる表現運動のカリキュラム検討-実感をともなう題材に注目して-

研究課題

研究課題/領域番号 23908002
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教科教育学Ⅰ(文科系)
研究機関横浜国立大学

研究代表者

赤坂 桂  横浜国立大学, 教育人間科学部附属鎌倉小学校, 教諭

研究期間 (年度) 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
400千円 (直接経費: 400千円)
2011年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワードアート / 小学校 / ダンス
研究概要

○研究目的:本研究は横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小中学校における、連携教育の一貫として、体育の表現運動の教材開発・カリキュラム開発を大きな目的とした。今回の指導要領の改訂では中学1・2年におけるダンスの必修化が示された。表現運動の授業の量的な拡大とともに他領域とは異なる学びの質の深まりを求めなければならない。そこで問題になったのが、9年間のカリキュラムにおける確かな学力(技能を含む)向上をはかるための小学校期における表現運動の強化であった。小中の接続を意識した題材・カリキュラムの開発を進めることを目的とした。
○研究方法:昨年度から体育科では具体的に小学3年生での表現運動、「実感をともなう題材」に注目した授業を実践してきた。体育館での創作にとどまらず、美術館で本物の絵を前に踊ったり、海岸で作品をつくったりといった実感をともなう題材の選抜、また、ダンスを専門とする講師やプロフェッショナルの作品鑑賞、図工や音楽といった他教科との合科的なカリキュラムを編成した。
○研究成果:より子どもが「実感をともない」自ら感じたままに動き出せる題材を模索し、教材化することで結果、自ら感じたままに表現することのできる「動く身体」をつくることができた。この実践は全国女子体育研究大会で報告され、指導助言者からも評価を受けた。さらに、総合的な学習の時間などの時間枠も使って、指導要領にもある「合科的・関連的な指導」の実践的な授業例として効果的であるし、中央教育審議会でも述べられている「小中の接続」を意識した体育実践が図られると考えている。

報告書

(1件)
  • 2011 実績報告書

URL: 

公開日: 2011-04-06   更新日: 2020-05-15  

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