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マルチタッチスクリーンタブレットを用いた机間巡視型電子黒板システムの開発と研究

研究課題

研究課題/領域番号 23910008
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関朝来市立山口小学校

研究代表者

國眼 厚志  朝来市立山口小学校, 教諭

研究期間 (年度) 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
200千円 (直接経費: 200千円)
2011年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
キーワードタブレット / スレートパソコン / 机間巡視
研究概要

○研究目的…本研究では安価で軽量、操作の簡単なマルチタッチスクリーンタブレットを持ちながらの机間巡視授業が技術的に可能かどうか、それを様々なOSとそれが搭載される端末を用いて検証し、実際の授業効果を確かめようとしたものである。
○研究方法…マルチタッチスクリーンを採用しているタブレットでOSの異なる3機種、アンドロイド端末(ICONIA TAB A500)、iOS端末(iPad、iPhone4)、ウィンドウズ7端末(ICONIA TAB W500)を用いて無線でプロジェクターに投影可能かどうか、そして授業がスムーズに行えるかを検証した。
○研究成果…アンドロイド端末においては高額なシステム(UCHIDA WIVIA等)を用いることで無線投影できる可能性も示唆されたが、現状では困難なことがわかった。iOS端末(iPad、iPhone4)では2通りの可能性が得られた。1つはAPPLE TVを用いてHDMI端子のあるプロジェクターに飛ばすことができた。パワーポイントと互換性のあるキーノートを用いてプレゼンテーションを行えば十分授業ができる確証を得た。もう1つは本体をソフトウェア的に改造しなければならないが、プロジェクターに接続されたウィンドウズパソコンに転送できることで授業が行えた。ただ、これは学校現場では少々使いづらいものであった。最後にウィンドウズ7搭載のスレートパソコンであるが、これも2通りの成果が出た。1つは無線ディスプレイのドングルを取り付け、飛ばすものである。これはメーカーの協力もあり確実に行えた。もう1つはTeamViewerというフリーソフトを用いて固定パソコンと同期させるものである。固定パソコンに接続された書画カメラを使うこともでき効果的であった。どちらも実現可能であるが、後者はCPUパワーに依存する向きがあるので次期OSと改良型スレートパソコンの登場に期待したい。授業はスムーズに行え、学習に遅れがちな児童の近くでパソコンを操作しながら進めることができた。

報告書

(1件)
  • 2011 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012 その他

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 液晶タブレットを用いた児童卓上板書システムの考案2012

    • 著者名/発表者名
      國眼厚志
    • 学会等名
      ICT夢コンテスト成果発表会
    • 発表場所
      プラザ平成
    • 年月日
      2012-03-02
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
  • [図書] 壁新聞で教室が大変身!2012

    • 著者名/発表者名
      國眼厚志
    • 総ページ数
      96
    • 出版者
      明治図書
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/aa0f/109578/

    • 関連する報告書
      2011 実績報告書

URL: 

公開日: 2011-04-06   更新日: 2016-04-21  

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