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NI-ELVISを使用した、反復学習のためのリモート実習システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 23910031
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関香川高等専門学校

研究代表者

西川 和孝  香川高等専門学校, 技術教育支援センター, 技術専門職員

研究期間 (年度) 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
100千円 (直接経費: 100千円)
2011年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
キーワードリモート実習
研究概要

○研究目的
電子工学実習の反復学習を手軽におこなえる機会を設けることで、学生の機器操作経験不足を補い、工学実習への苦手意識を軽減させることで学習意欲の向上を図るべく、リモートデスクトップを使用したリモート実習を行うためのシステムを構築することを目的とする。
○研究方法
構築したリモート実習システムは、サーバマシン、遠隔で操作する実習ユニットの2つで構成される。サーバマシンはLinuxをOSとし、Apache、PHP、PostgreSQL、iptablesを使用してユーザ認証・自動ポート開閉制御・アクセスログ記録を行うプログラムを作成し、校内ネットワークと実習用ネットワークの間にブリッジとして設置した。実習ユニットは、NI ELVIS、配線切り替え用のUSBリレーボード、Webカメラ(リレーボードの状態確認用)をノートパソコンに接続したもので構成し、計測にも使用するソフトウェアLabVIEWによりリレーボードを制御するためのプログラムを作成した。
○研究成果
構築した実習システムを使用し、リモート接続による操作テストをおこなった。ユーザ認証、アクセス記録、ポート制御、リモート操作によるUSBリレーボードの制御、実習回路の電圧測定等、目的の動作を実現させることができた。同様の実習ユニットをさらに追加し、サーバマシンに情報を追加登録することで、より多くのユーザによる利用が可能となる。
また、運用を行うための今後の改良点として、本研究で構築したシステムでは、認証用Webページとリモートデスクトップソフトが別々であり、操作が煩雑となっているため、この2つを統合したソフトウェアを作成することで、ユーザへの負担を軽減することが挙げられる。

報告書

(1件)
  • 2011 実績報告書

URL: 

公開日: 2011-04-06   更新日: 2016-04-21  

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