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「たたら製鉄法」を中核とした「鉄」に関する教材開発

研究課題

研究課題/領域番号 23915005
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 化学
研究機関広島大学

研究代表者

丸本 浩  広島大学, 附属福山中・高等学校, 教諭

研究期間 (年度) 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
2011年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードたたら製鉄法 / けら押し法 / けら(鋼)の加工
研究概要

研究目的:平成22年度の先行研究に続いて,「たたら製鉄法(けら押し法)」の基礎的な実験データの積み重ねを行い,
(1)「たたら製鉄法」の操作方法の改善と収率の向上,
(2)「たたら製鉄法」によって作った「けら(鋼)」の加工方法の開発と工夫,
(3)「鉄」や「鋼」に関する情報収集および教材開発
の3つの柱を立てて研究に取り組んだ。
研究方法:(1),(2)は,実際に「たたら」を操業して,さまざまなデータを計測し,得られた「けら(鋼)」の中に含まれる不純物を「電気炉」を用いて加熱・加工して取り除く実験を行った。
(3)は,「たたら製鉄法」や「鉄」に関する博物館等へ行き、資料や情報を収集して教材開発を行った。
研究成果:(1)平成22年度の先行研究で得られた成果をさらに発展・充実させ、鋼の収率の改善や操作時間の短縮,炭の種類の違いによる影響を緩和する操作方法の開発,収率の向上などの成果を得ることができた。
(2)「たたら製鉄法」によって得られた「けら(鋼)」に含まれる不純物を,電気炉を用いて加熱・除去する操作は非常に困難な作業で,何度か試みたが納得のいくような加工ができているとはいいがたい。今後,さらに研究を継続し,教材として完成させたい。
(3)「たたら製鉄法」を中心にして「鉄」や「鋼」を題材とした授業を構築するめどをたてることができた。今後、授業実践を行い,教材の完成度を高める取り組みを継続していきたい。

報告書

(1件)
  • 2011 実績報告書

URL: 

公開日: 2011-04-06   更新日: 2016-04-21  

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