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ウィルス導入法を用いた誘導調節可能なタンパク機能阻害法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 23930009
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 基礎医学
研究機関東京大学

研究代表者

岡村 理子  東京大学, 大学院・医学系研究科, 技術専門職員

研究期間 (年度) 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
2011年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードRNA干渉 / テトラサイクリン
研究概要

これまで、Creリコンビナーゼやテトラサイクリン応答システムを用い、誘導的RNA干渉法を行うベクターを構築してきた。本研究では、誘導効率をこれまでのものより増大できる次世代テトラサイクリンシステムを利用し、生体内(脳)でのタンパク機能阻害を特異的に調節する系の開発のため、ウィルスベクターの適用を行った。
まず新世代テトラサイクリン応答性のRNA干渉実現のため、TRE(tetracycline response element)の変異配列の下流で、Dox(ドキシサイクリン:テトラサイクリン誘導体)作用後に、RNA干渉を起こすshRNA配列が組み込まれたmiRNA配列と、蛍光蛋白質(TagRFP)が同一ベクター上で発現するdual cassetteベクターを構築した。また、独立した別のベクターとして、rtTA-Adの改変体が構成的もしくは神経特異的に発現するベクターを作成した。続いて、培養細胞(HEK293T)において、上記の2種ベクター(Tet依存的miR誘導ベクターとrtTA発現ベクター)と目的遺伝子cDNAを含むベクターを発現させ、Doxを作用させたところ、Dox依存的に目的遺伝子の発現抑制と遺伝子導入マーカーであるTagRFPの発現増加を確認できた。また、shRNA抵抗変異型cDNAベクターを作出し、発現抑制から回復できることも確認した。さらに、これらベクターのウィルス化を進め、Dox依存的に生体内で機能する条件検討を進めた。

報告書

(1件)
  • 2011 実績報告書

URL: 

公開日: 2011-04-06   更新日: 2016-04-21  

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