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遺伝子多型に基づく辛み成分摂取後の体内熱産生と自律神経活動の検討

研究課題

研究課題/領域番号 23934013
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 健康・スポーツ科学
研究機関静岡大学

研究代表者

大橋 和義  静岡大学, 工学部・技術部, 技術専門職員

研究期間 (年度) 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
2011年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード食品 / 自律神経活動 / 心拍変動性
研究概要

研究目的
食品摂取で自律神経の交感神経活動が生じることが広く知られている。その食品中に含まれるジンゲロール。カプサインシンなどの辛み成分は、体内の体熱産生と自律神経活動に関係があることが報告されている。しかしながら、ヒトのSNP等の肥満遺伝子レベルを含めた自律神経活動と辛み成分との関係についてはほとんど研究報告がないため、そこでヒトの自律神経活の生体信号を非線形・線形信号解析方法を通して、より正確に自律神経活動と体内の体熱産生との関係を評価することを研究目的とした。
研究方法
実験では、体内熱産生が生じるショウガの食物を用いる。この食品成分には、ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンがある。次に、先行研究から体内熱産生を生じるジンゲロールの成分量を算出し、その成分量(0.15g)を用いてヒトの食物摂取前後の非侵襲血行力学動態及び心拍からの自律神経活動を同時計測・解析する。一方、自律神経機能を評価する手法の一つに心拍変動解析があり、この解析成分であるVLF(体内熱産生作用)、LF、HF(副交感作用)、LF/HF(交感作用)などを求めて評価した。
研究成果
ショウガの摂取前後での自律神経活動の解析結果より、線形・非線形信号の混合信号成分が含まれていることを示し、これらを別々に解析することによって生理指標の再検討する必要性があることが示唆された。この解析方法下でショウガの生理効果をより鮮明に示すことが可能であった。

報告書

(1件)
  • 2011 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 機能性食品に応用するための線形・非線形解析を含めた自律神経解析ソフトの開発2011

    • 著者名/発表者名
      大橋和義
    • 学会等名
      第18回日本未病システム学会学術総会
    • 発表場所
      名古屋・今池ガスビル
    • 年月日
      2011-11-20
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書
  • [学会発表] 高炭水化物食摂取における高速フーリエ変換及びARモデルからのパワースペクトル解析による心拍変動性の検討2011

    • 著者名/発表者名
      大橋和義
    • 学会等名
      第65回日本栄養・食糧学会大会
    • 発表場所
      東京・お茶の水女子大学
    • 年月日
      2011-05-15
    • 関連する報告書
      2011 実績報告書

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公開日: 2011-04-06   更新日: 2016-04-21  

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