| 研究課題/領域番号 |
23H00078
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| 研究種目 |
基盤研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
中区分10:心理学およびその関連分野
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| 研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
高橋 康介 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (80606682)
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| 研究分担者 |
北川 智利 立命館大学, BKC社系研究機構, 教授 (60336500)
小川 健二 北海道大学, 文学研究院, 准教授 (50586021)
金子 沙永 北海道大学, 文学研究院, 准教授 (60763183)
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| 研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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| 配分額 *注記 |
47,060千円 (直接経費: 36,200千円、間接経費: 10,860千円)
2025年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2024年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2023年度: 14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
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| キーワード | 知覚 / 制御 / 神経科学 / 熟達 / 個人差 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究では知覚像が従来考えられているよりも自由に制御できる可能性について実証研究を進める。構造化を抑制して未統合の感覚信号にアクセスし高感度の知覚像を得る脱構造化現象と、心的イメージと知覚像を合成する信念可視化現象という2種類の知覚像制御過程の解明を目指す。前半は熟達者を対象とした知覚心理学・脳科学研究により知覚像制御の現象理解、心的過程と神経基盤の解明、予測符号化の枠組みでの理論化を行う。後半は非熟達者を対象に知覚像制御の熟達過程や個人差・適性を検討する。以上の研究を通して「不自由でままならぬ」という従来の知覚観から脱却し、ある程度まで自由に制御できる知覚像という新しい知覚観を提案する。
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| 研究実績の概要 |
本研究では知覚像が従来考えられているよりも自由に制御できる可能性について実証研究を進める。構造化を抑制して未統合の感覚信号にアクセスし高感度の知覚像を得る脱構造化現象と、心的イメージと知覚像を合成する信念可視化現象という2種類の知覚像制御過程の解明を目指す。前半は熟達者を対象とした知覚心理学・脳科学研究により知覚像制御の現象理解、心的過程と神経基盤の解明、予測符号化の枠組みでの理論化を行う。後半は非熟達者を対象に知覚像制御の熟達過程や個人差・適性を検討する。以上の研究を通して「不自由でままならぬ」という従来の知覚観から脱却し、ある程度まで自由に制御できる知覚像という新しい知覚観を提案する。 2024年度は将棋熟達者に関して、アマチュア高段者を対象とした心的イメージの生成と操作に関する予備実験を行い、fMRIを用いた脳機能イメージング研究に着手した。瞑想研究に関しては、2023年度に引き続き錯視の知覚に関するオンライン実験を実施した。また2024年夏に主に研究者を対象とした4日間の瞑想リトリートプログラムを開催し、インストラクターの指導のもとで集中的な瞑想実践を体験した。リトリート事前および事後にオンライン実験とオンライン調査を実施し、参加者の知覚、認知、世界観の変化を検討した。またリトリート中の知覚や認識の変容についての質的研究を進めた。 以上の通り、将棋棋士の研究、瞑想家の研究について、多角的な研究を進め、知見が蓄積されている。これらの成果に関連する研究発表として複数の招待講演、学会発表、論文発表などを行った。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
将棋の研究、瞑想の研究ともに着実に進捗しており、関連する研究発表も行われている。
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| 今後の研究の推進方策 |
瞑想実践や棋士のインタビューから得られた知見を元に、研究開始時の仮説を修正し、調査・実験による量的研究による検証を進めていく。
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